ナルシー少年☆蛍斗くん


蛍斗が怖いこと言うから思わず・・・
違うとは思うけど。
不吉だ。



「け、蛍斗が・・・・・・
いけないんだ・・・よね?」


「俺に聞くな!!!!」


「うぅ~」


チンプンカンプンな質問をしてしまった私はますますうなだれる。


もう嫌だ。
いつも以上に振りまわされていると感じるのは気のせいだろうか?

こうしちゃあいられない。
一刻も早く断らないと。


「あ、あのぉ・・・」


「あっ、そうだ。良いこと思い付いた。」


「げっ・・・」


奴の良いことは、いつもろくなことにならない。


「な 、に 、よ・・・」


うなだれていた顔を恐る恐る奴の方に向ける。



「まぁ見てろ。」

おもむろに蛍斗は私の脇の下に手を入れ立ち上がらせる。


満面の笑みが恐ろしい。


そして「どっこいしょ〜」とか言いながら私をベットに投げ飛ばしたんだ。



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