ナルシー少年☆蛍斗くん
「ちょっ『ストォーップ!!!!』」
「はッ!?」
「ストップ。」
奴がそんなこと言うもんだから、私はベッドから起き上がろうとした中途半端な姿勢のまま固まってしまう。
「・・・・・・???」
何を始める気だろう。
やっぱり嫌な予感しかしないよ・・・
奴はすぐに化粧ポーチを抱え私のそばにやってきた。
そして、中途半端な姿勢の私の肩を軽く押す。
ぼすん!!
不安定だった身体はいとも簡単にベッドに倒れ込んだ。
奴は満足げにニンマリと笑うと、さも当然のように私に跨(マタ)がった。
「・・・・・・・・・。」
「これでよし!!」
「はぁぁぁぁぁああ???」
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