俺様王子と憂鬱姫
波乱の高校生活
4月――
雲ひとつ無い、きれいな青空に、淡いピンクの桜が散る――
「きれーー…。」
なんてうっとりしながら、
シングルベッド8つは入るであろう自分の部屋の窓から
満開に咲く、きれいな桜に見とれていた。
太陽が程よく照っていてポカポカしてる
どこからか、小鳥のさえずりまでしてきて、
気持ち良く歌っているのが伝わってくる。
暖かくて気持ちい…もう一回寝ちゃおっかなぁ…。
うとうとしながらもう一度、洗いたてでイイ香りがする布団に飛び込む
では、おやすみなさい…。
あたしはまた深い眠りにつこうとした―