[短編]夢で会えたら
竜サイド

俺はまだ綾を探していた。その時…

「熱い~…」

「え…この声…綾の!?」

俺は急いでその声のするところまで走って行った。あ!ほんまにあ綾や!

「あ…綾…?」

「え…?そうですけど…」

その女の子は返事をしてくれた。

「まじ!?綾!」

俺はギュッと抱きついた。

「え…誰…?」

やっぱり…夢やからかな…俺のめちゃくちゃカワエエ綾…

「綾…好きや…」

俺は涙を流して綾に抱きついたままやった…

「あっ!!ちょっとごめん!!竜ちゃんのポスターと写真全部買っといて~」

綾は自分の友達にお金を渡し人の居ないとこまで俺の腕を引っ張て走った。

「はぁはぁ…ぐ…グラサン…外して…ください…」

あ!グラサン外してへん!

「……」

俺はグラサンを外した。

「りゅ…竜ちゃんや////」
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