夏に溺れかけた恋
ヒロミ「はい、お菓子はここ!」
ヒロミ「はい、お菓子はここ!」
ママよう子「んもう、それじゃないわよ、そっちの方よ!見せてよ、いいでしょう?」
ヒロミ「お菓子、いらないなら、私が・・」
ママよう子「だめ!それはそれ!」
ヒロミ・フミヨ「ええっ」
ナレーション「ママよう子は、ヒロミが持っているお土産の菓子箱の端をしっかり片手でツカミながら、もう片方の手は段ボール箱を指さして、フミヨに開けて見せろと催促するのだった。」
栗矢「ごちそうさまぁ!」
注釈(栗矢は食事が終わると、お金をカウンターに置いて出て行こうとすると、慌ててフミヨが追いかけてきた。)
フミヨ「栗さん、ありがとう。」
注釈(栗矢と、入れ違いに、室田が入ってくる。)
ママよう子「いらっしゃい。たった今、栗さんが来ていたのよ。」
室田「ああ、そこで会ったよ。」
ママよう子「栗さんがお土産って、こんな物を持ってきたのよ。室田さんわかる?」
室田「どれどれ、これは自分のトコロの品物だな。」
ヒロミ「もしかして、使っていた物を、持って来たのかしら。」
ママよう子「どうゆう意味かしら!」
室田「違うよ、栗の家は窯元だよ、アイツが作ったのかな。」
フミヨ「カマモトって?なぁに?」
ママよう子「焼き物のカマモト?だから茶碗なのか。」
室田「アイツのお祖父さんは、あの有名な栗右ェ門だよ、ああ見えてもアイツも展覧会に出すくらいの腕前だぜ。」
ヒロミ「知っていた?」
フミヨ「さぁ・・」
ママよう子「あんた達、本当に物を知らないのね、この茶碗をその栗右ェ門さんが作っていたら、そうとうな値打ちよね。」
室田「そうだね、ウン百万だろうね。」
フミヨ・ヒロミ・ママよう子「エッ!!」
注釈(四人は、一斉に茶碗に見入った。)
ママようこ、ヒロミ、フミヨ「うん百万円」
室田「ああ・・」
ママよう子「んもう、それじゃないわよ、そっちの方よ!見せてよ、いいでしょう?」
ヒロミ「お菓子、いらないなら、私が・・」
ママよう子「だめ!それはそれ!」
ヒロミ・フミヨ「ええっ」
ナレーション「ママよう子は、ヒロミが持っているお土産の菓子箱の端をしっかり片手でツカミながら、もう片方の手は段ボール箱を指さして、フミヨに開けて見せろと催促するのだった。」
栗矢「ごちそうさまぁ!」
注釈(栗矢は食事が終わると、お金をカウンターに置いて出て行こうとすると、慌ててフミヨが追いかけてきた。)
フミヨ「栗さん、ありがとう。」
注釈(栗矢と、入れ違いに、室田が入ってくる。)
ママよう子「いらっしゃい。たった今、栗さんが来ていたのよ。」
室田「ああ、そこで会ったよ。」
ママよう子「栗さんがお土産って、こんな物を持ってきたのよ。室田さんわかる?」
室田「どれどれ、これは自分のトコロの品物だな。」
ヒロミ「もしかして、使っていた物を、持って来たのかしら。」
ママよう子「どうゆう意味かしら!」
室田「違うよ、栗の家は窯元だよ、アイツが作ったのかな。」
フミヨ「カマモトって?なぁに?」
ママよう子「焼き物のカマモト?だから茶碗なのか。」
室田「アイツのお祖父さんは、あの有名な栗右ェ門だよ、ああ見えてもアイツも展覧会に出すくらいの腕前だぜ。」
ヒロミ「知っていた?」
フミヨ「さぁ・・」
ママよう子「あんた達、本当に物を知らないのね、この茶碗をその栗右ェ門さんが作っていたら、そうとうな値打ちよね。」
室田「そうだね、ウン百万だろうね。」
フミヨ・ヒロミ・ママよう子「エッ!!」
注釈(四人は、一斉に茶碗に見入った。)
ママようこ、ヒロミ、フミヨ「うん百万円」
室田「ああ・・」