夏に溺れかけた恋
栗矢「腰を抜かすだろうな、僕だって最初に聞いた時は耳を疑ったよ。歴史の教科書で知っていても、身近にそんな人はいないのが普通さ。」
注釈(道の向こうから黒木マナミが、室田に手を振っていた。)
室田「すまんな、今日は都合があって。」
栗田「僕も今から仕事さ、小母さんが来たら宜しく言っといてくれよ。」
マナミ「こんにちは。」
栗矢「こんにちは、おめでただって?」
ナレーション「栗矢は室田と別れて、その後はフミヨのアルバイト先の、設計事務所に訪問した。」
栗矢「こんにちは、注文を頂いた用紙を持って参りました。」

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