Do-tex《警察秘密結社》







矢倉は聡を睨み付けた。無理も無い事だとは聡も重々に承知していただろう。







「何故、田名部さんがそれを持っているんですか。」







矢倉によって、聡は玄関ロビーに引きずり込まれた。そして忙しい行動で玄関の鍵を閉めながら言った。







「昨日の時点で田名部さん、あなたは手帳の存在を知ってたんですか。」







聡は頷いた。







矢倉は聡をとりあえず居間に招いた。話しがしたいそうだ。







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