Do-tex《警察秘密結社》
俺は、自室に戻った。
けれども、家の中は不穏な空気か漂っていた。
「……この黒い手帳のこと。305号室さんに伝えといてほうがいいかもな。」
俺は再び、手帳の表紙を見た。やはりドテックスと英語で書かれているような気がした。
「……中身は全部白紙で、これといって表紙以外あやしい所もないな。」
ピーンポーン
「…!?インターホンか?……はい、田名部ですけど。」
「…亀井急便です。」
(……宅配便?なんかたのんだっけ。)