卒業-the memory of being sweet heart days-
小夜と香織が駆け寄ってきた

『みさー!松田いんじゃん!あんた一年ときかっこいいってゆってた奴!』

『あー、あんときコンタクトもめがねもしてなくて松田くんくらいしか見えんかったんやもん!やから今はなんとも思ってないからあ』

松田くんは一年生の時同じクラスだった

席が隣の隣で目が悪いのに眼鏡もコンタクトもしてなかった私は隣の席にいた香織にクラスの中で誰がカッコイイと思う?って聞かれて見える範囲の男子を見渡した
そのなかで1番カッコイかった松田くんと答えたらそのことを未だに言ってくる
松田くんのことカッコイイって言ったのは最初だけで、そのあとクラスの中で他の男子と恋をしたし、他校の男子とも付き合った
だから松田くんとほとんど話す機会もなく一年生は終わった
二年生になって松田くんとはクラスが違ったから一年生以来全く関わりはなかった
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