恋をしてたら…
パパとの それは、
あっという間に終わった。
しつこかったわりには、あっさりしてたH。
そして それを終えると、
いびきをかいて寝始めたパパ。
我慢して、付き合ってあげた気分だっただけに、
今度は 妙に 腹がたってきた。
佐々木さんだったら、もっと愛でてくれるのに。
そして、
もっともっと時間をかけて、
もっともっと 私を満たしてくれる。
あたしはトイレじゃないんだから!
いびきが 耳について 眠れない。
天井には オレンジのチビ電気が 悲しく光ってる。
急に切なくなってきた。
涙が目に浮かぶ。
佐々木さんに会いたくて泣いてるのか、
パパと、こんな関係にまでさめてしまった事が 寂しいのか、
分からないまま 眠りにおちた。