恋をしてたら…

そして 彼は あたしから 目を離さない。



舐めるように あたしを見るんだ。



彼の口元には、薄ら笑いが浮かんでいて。



蔑まれているのか


愛でられているのか


私は 全く 分からなくなる。



でも、快感とともに、そんな事は どうでもよくなる。



悪魔のような 彼の 口元に ゾクゾクしながら、



そんな事は どうでもよくなるんだ。



ただ、彼が 私を 味わっている実感だけはあるから。



あたしは いつでも 満足できる。



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