恋をしてたら…


苛立ちかショックか疲労かー。



むしろ、放心状態という方が近いかもしれない。



電話機の前で呆然とするあたし…。





「ママぁ~。お腹すいた~。」

娘の声で、我に返った。



「ごめん、ごめん、ちぃちゃん。」



リビングに戻ると、当たり前のように、パパも起きていた。



そっか。


もう そんな時間か…。



急いで 朝食を作らなきゃ。


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