いっこうえの先輩。
好きな人。
今日の足取りはなぜか軽い。
舞歌じゃない別の友達、咲丘赤音と下校した時も
「ちょ、何どうしたの!?ニヤニヤして…」
びっくりした様子で聞いてきた。
むりもない。だって
私の顔はニヤケ顔だし時々「へへへ」という笑いもこぼれている。
一言で言うと…「変な人」?
「ん~ん、ん~♪だってぇ…♪へへへん♪」
「あー…そう、好きな人かー…その顔はっ!」
ぎくっ、となる私。
「べべべべっべつに、好きじゃあないけど…
いや、はは、ただかっこいいなー?…と思いまして?」
「っへぇ?そのうかれようで、「かっこいい」の一言なんだー?」
うぅ?でも…これは、多分、かっこいい…っていう思いだよ…
「本当に違うと思う!うん。ほら、私って、かっこいい人見ると
ふわーってなるの!」
「ふーん、そうなんだ。変だねぇ(笑)」
もちろん嘘だ。私はなかなか人をかっこいいとは思わない性格!
その私がこんなにときめいてるなんて!
その夜。
うきうきでブログをひらいた。
「かっこいい先輩を吹奏楽部で発見!(◎ω◎)」
あぁ、藤田先輩…!
考えるだけで、ドキドキしちゃう。
胸に手をあててみた。
やばい…激しい!
もう、どうしよう。こんな気持ち。
よくわからない感情を押し殺して
私は頬をそめつつブログを書き込んでいった。
舞歌じゃない別の友達、咲丘赤音と下校した時も
「ちょ、何どうしたの!?ニヤニヤして…」
びっくりした様子で聞いてきた。
むりもない。だって
私の顔はニヤケ顔だし時々「へへへ」という笑いもこぼれている。
一言で言うと…「変な人」?
「ん~ん、ん~♪だってぇ…♪へへへん♪」
「あー…そう、好きな人かー…その顔はっ!」
ぎくっ、となる私。
「べべべべっべつに、好きじゃあないけど…
いや、はは、ただかっこいいなー?…と思いまして?」
「っへぇ?そのうかれようで、「かっこいい」の一言なんだー?」
うぅ?でも…これは、多分、かっこいい…っていう思いだよ…
「本当に違うと思う!うん。ほら、私って、かっこいい人見ると
ふわーってなるの!」
「ふーん、そうなんだ。変だねぇ(笑)」
もちろん嘘だ。私はなかなか人をかっこいいとは思わない性格!
その私がこんなにときめいてるなんて!
その夜。
うきうきでブログをひらいた。
「かっこいい先輩を吹奏楽部で発見!(◎ω◎)」
あぁ、藤田先輩…!
考えるだけで、ドキドキしちゃう。
胸に手をあててみた。
やばい…激しい!
もう、どうしよう。こんな気持ち。
よくわからない感情を押し殺して
私は頬をそめつつブログを書き込んでいった。