☆でぃくちょなりぃ☆
自然災害って何?
自然災害…。
それは何の前触れもなく突然やってくる。
押し寄せてきたそれは…
この世界に生きる人々からたくさんのモノを奪って行った。
これでもかと言うくらいに…。
失ったたくさんのモノと引き換えに、たくさんの悲しみがもたらされた。
変わり果てた姿に…、変わり果てた景色…。
ただ絶望だけが胸を押し寄せて…立ち上がることすら出来ないでいる。
まだ雪のチラつくこの世界で…。
そんな“今”から目を背ける。
ねぇ…
ゆっくりで良いから…
ゆっくりで良いから背けたその目を、もう一度“今”に向けてごらん。
ほら、チラついていた雪はいつか止んで…そして冬は終わるんだ。
冬が終われば、そしたら春が来る。
そう…悲しみもいつか終わり、それは笑顔に変わるから。
奪われたたくさんのモノ…
もたらされたたくさんの悲しみ…
そんな絶望の“今”に目を背けないで、自分の足で立ち上がってごらん。
そしてその足で絶望を乗り越えてごらん。
絶望を乗り越えたその先には、今度は希望があるから。
生きている限り、希望はずっとあるんだから。
もうすぐ桜の花が芽吹く頃で…
やがて桜は花を咲かせるだろう。
その時、笑顔で見られるように…
ゆっくりで良いから立ち上がろう。