アイコトバ

体育も終わって着替える。
「智洋~!すごいって!!!」
「はぁ?!」
「あのセンセやったら愛想よかったやん?!」
あたしにはあんな態度だったのに...
「は?!」
智洋はまだわかってくれない...
けど無理ない...
あの機嫌悪いの見てないんだし...
「なぁに言ってんの?詩歩ちゃんあほ?!」
「え?!なんでよ??」
友達がイキナリ話しに入ってきて
あたしをあほ呼ばわりする...
「あんだけ愛想悪いの詩歩ちゃんだけじゃん!」
ええええ?!嘘!
「へ?!どーいぅ...??」
「別に詩歩ちゃん以外には優しい先生だよ??」
「あたしもそぅ思う!!詩歩がすごいよ!!」
ありえない...ほんと??
智洋が気にいられたんじゃなくて...
あたしが嫌われたんだ?!
< 13 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop