ユメとソラ
「はぁ〜い、ユメ、元気?5日ぶりぐらい?」


「ミク、その服、可愛いし。」


「あっ、これ?可愛い?これね、昨日、ミハルと一緒に買いにいったんだぁ。」

「ミハル元気にしてたぁ?この前さ、風邪ひいてて、しんどそうだったから。」

「ミハルちょっと元気なくて…」


「なんかあった!?」


「うん。彼氏と別れたみたい。ミハル彼の事、すっごく好きだったからさぁ。」

「彼、好きな人できたんだって。」


「ミハルの彼って、たしか、あの男子校の…あのちょい悪で有名な、ユウヤだよね。」


「そうそう、ユウヤ。ユウヤって、けっこうモテるらしいよぉ〜。私のクラスの子、校門の前でプレゼント渡したって言ってたし。」

「でも、好きな子って…?そんな彼が片思い?って事だよね。」


「ミハルもそれ、かなりショックだったみたい。それと、誰なの?ってすんごい、攻めたみたいなんだけど、名前は言わなかったみたい。でもね、うちの学校だって!!」


「ユウヤさぁ、ちょっとイケてるから少し興味ある。」


「ミクとあたしじゃあないことは、たしかだね。」


「そうだねぇ。でもユメ、綺麗系だから、わかんないよ。」


「ユウヤと話したことも、ないのに〜?そりゃあないよ。」




ミハルとは、あんまり彼とかの話しないから、彼がいるのも知らなかったぐらい。



ユウヤかぁ…
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