ユメとソラ
次の日。



普通にごはんを食べている、おじちゃんが許せない。


「ユメ、おはよう。いや、よく、寝れたよ。」



「あなた、いびき、すごくかいていたわよ。」



おばちゃんとお母さんが楽しそうに、笑っている。



なんで、笑えるの?



孝太おじちゃん、あたしの目の前から、早く消えてよ…



「ユメ、今日はどうするの?」



「…………」



「お母さんとおばちゃんは、買い物にいこうと思ってる。」


「あんた、おじちゃんとデートにでもいったら?」


「お、お姉さん、それいいですねぇ〜ねぇ、ユメちゃん。」


「………」



指先が震えてる…



「じゃあ、僕たちは、少しゆっくりして、後で出かけようか?ねぇ、ユメちゃん。」




助けて…



お母さん。


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