ユメとソラ
卒業
久しぶりに今日はユウヤとデート。


ユウヤと付き合うようになってから、淋しくはない。

毎日メールもしてくれるしね。


「ユメ〜今からどこいく?」


「カラオケでもいいよ。」

「俺、こうやって、ユメと一緒にいるだけでも、幸せなんだけど〜」


「あたしも嬉しいよ。」



なんか、違う。ユウヤの事、少し重たいよ、あたし。


「ユメ〜ちょっと、こっちにきて〜。」


「ユウヤ〜どうしたの?」

「いいから〜。」



ユウヤはあたしに近づき、抱き締めた。



「ユメ…ずっとこうして、いたいよ。ユメがどこかに飛んでいきそうで、俺、不安なんだ。」


ユウヤはユメを強く抱き締める。



「ユウヤ…痛いよ…」



「ごめん、つい、力はいっちゃって〜」



あたし、苦しい。苦しいよ。ユウヤ。


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