ユメとソラ
同級生の男の子3人があたしに近づいてきた。


「ユメちゃん、やっぱり、外人?お父さん、どこの人!?」


「…ユメ、外人じゃあないもん。ないもん…」



涙が……



「おまえたち、ぼ、ぼくのユメちゃんを泣かせたな。ゆるさない。」


マモルはそういって、勇敢にも、3人に殴りかかった。


近くでただ、ただ、立ち尽くすことしかできなかったのを今でも覚えている。

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