ユメとソラ
ソラとの出会い
ミクに久しぶりに会ったのに、ミク、なんだか、ぎこちなかったなぁ。


その日のバイトは、あまり気が乗らなかった。


由佳ママが、あたしのあんまり乗っていない態度を見て、声をかけてくれた。


「ユメちゃん、どうした？なんか、あったの？」


「別にこれといって、何にもないんですけど、体が少し、だるいような、そんなような。」


「ユメちゃん、しんどいなら、帰る？」


「由佳ママ、家にかえったら、母におこられちゃう。心配するだろうし。」


「…そう。…なら、うちのマンションに行って、少し寝とく？」


「えっ…でも…」


「遠慮しなくて、いいのよ。ちょうど、ユメちゃんぐらいの娘が家にいるから。」


「えっっ〜由佳ママ？そんな…年には見えません。」

「そう。よく言われるの。ナイショねぇ。」


「もちろんです。ハイ。」




あたしは、由佳ママの家に向かった。
由佳ママには、いつも甘えてばかりだ。

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