ユメとソラ
次の日。


ミクから連絡があった。
マモルを呼び出したらしい。





「マモルくん、呼び出してごめんね。今日は私、一人だから。」



「久しぶり。こうやって、ミクちゃんと話するのも、久しぶりじゃあねー。」



「うん。そうだね。」



ヤバイ。私、ドキドキがとまらない・・・



「ところで、ミクちゃん、何!?」



私は息を大きく吐き、呼吸をととのえる。



「あのね……スキ……なの。」



「…スキ…?…俺を…?」


「うん。」



熱い・・・



何もかもが、熱い・・・



頬が自分でも赤く染まっていくのがわかる。



とまらない・・・



もう、とまらない・・・



私のキモチ・・・




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