ユメとソラ
バイトが終わり、帰り道。


マイちゃんに電話。


マイちゃんは、私の高校の後輩でクラスは違うけど、マモルと同級生。



「マイちゃん、ユメだけど、信じられないの。」


「ユメさん?どうしたの?興奮してるぅ?」


「うん。あのね、もしかしたら、ソラさんね、マイちゃんの学校にいるらしいの。噂ね。」


「え〜うそぉ〜本当?何年生?」


「マイちゃんと同級生の可能性あるよねっ。どうしよう?」


「ユメさん、お、落ち着いて。多分誰も知らないと思うの。本人も、もちろん隠してるしね、ばれたらパニックになっちゃうだろうし。」


「そ、そうだよねっ。騒いだら可愛そうよね。でも会いたいよ。すぐ、そこにいると思ったら、会いたいよ。」


「ユメさんの気持ちよくわかるよ。あのソラさんが〜うちの学校ってね。私も信じられない。」


「学校で何かあれば、すぐに連絡するね。」






ソラさん、すぐ、そこにいるの?



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