この世界は残酷なほど美しい
6月11日。
入院生活すごく退屈。
夕方に雅と流星が逢いにきてくれた。
心配する流星が可愛くてたまらなかったよ。
思わずギュッとしちゃった。
流星のほっぺた、ぷにぷにで気持ち良いんだよね。
流星、大好きだよ。
雅が私の写真を撮り始めた。
写真集を作るんだって。
なんと私を被写体として!
やめてよ、恥ずかしいなぁ。
こう言ったら雅は「美羽は何してても可愛いから」って言った。
その言葉信じていいの?
あとで「やっぱりやめた」なんて言ったら殴ってやるんだから。
やっぱり家族っていいなぁ。
雅と結婚して流星が生まれて。
あたしって幸せだなぁとつくづく思う。
これも雅のおかげかな。
なんて言ったら雅は「やっぱり?」と得意気に言いそうだから言ってやんない。
でも感謝してるのよ、パパ。