パパはアイドル♪vol.2 ~奈桜クンの多忙なオシゴト~
ふわ~っと、ほのかに甘さを感じるサクラの匂いに包まれて奈桜と桜が湯船に浸かる。
気持ち良くて、ず~っとこのままでいたいと思うのは、お湯が温かいからだけではないだろう。
「桜、桜は大きくなったら何になりたい?」
「何になりたいと思う?」
首をかしげて目をクリッとさせて聞き返す。
その仕草は可愛くもあり、女の子特有のちょっぴりのおませな香りもする。
「う~ん。パパのお嫁さん?」
ありきたりな答えだが、それを娘の口から聞くのはやはり父親として嬉しい。
期待を込めて、奈桜が嬉しそうに言う。
「違うよ。子供じゃないんだから。ちゃんと答えて」
『子供じゃないって・・・』と口ごもる。
まさか、こんな返事が返って来るとは思わなかった。
「絶対、嫁に出さないからな!!」
奈桜は横を向いて小声で言った。
気持ち良くて、ず~っとこのままでいたいと思うのは、お湯が温かいからだけではないだろう。
「桜、桜は大きくなったら何になりたい?」
「何になりたいと思う?」
首をかしげて目をクリッとさせて聞き返す。
その仕草は可愛くもあり、女の子特有のちょっぴりのおませな香りもする。
「う~ん。パパのお嫁さん?」
ありきたりな答えだが、それを娘の口から聞くのはやはり父親として嬉しい。
期待を込めて、奈桜が嬉しそうに言う。
「違うよ。子供じゃないんだから。ちゃんと答えて」
『子供じゃないって・・・』と口ごもる。
まさか、こんな返事が返って来るとは思わなかった。
「絶対、嫁に出さないからな!!」
奈桜は横を向いて小声で言った。