パパはアイドル♪vol.2 ~奈桜クンの多忙なオシゴト~
「どうしたの?」
笑いながら梓が言う。
「いいから!会いたい!今、会いたいんだよ。めちゃくちゃ会いたいんだって。ほんとに会いたい。あぁ、もう・・・。いい。オレ、行く。そっちに行くから。いろよ?絶対、いろよ。動くな。行き違うと面倒だからな。オレが行くから。そこにいろ!」
「分かった。絶対に動かない」
いつもと違う強引な奈桜の言葉に梓はちょっと笑った。
男っぽくもあり、子供っぽくもあり・・・
でも、こういう事を言われると女としては嬉しい。
『めちゃくちゃ会いたい』存在である事は何より幸せ。
奈桜は乱暴に電話を切ると勢い良く後ろを向いた。
「えぇっ!?」
目がひと回り大きく開き、体が少しのけぞった。
「なん・・・で?」
「奈桜がいつも頑張ってるから、神様がワープさせてくれたみたい」
優しく微笑む梓がそこにいた。
笑いながら梓が言う。
「いいから!会いたい!今、会いたいんだよ。めちゃくちゃ会いたいんだって。ほんとに会いたい。あぁ、もう・・・。いい。オレ、行く。そっちに行くから。いろよ?絶対、いろよ。動くな。行き違うと面倒だからな。オレが行くから。そこにいろ!」
「分かった。絶対に動かない」
いつもと違う強引な奈桜の言葉に梓はちょっと笑った。
男っぽくもあり、子供っぽくもあり・・・
でも、こういう事を言われると女としては嬉しい。
『めちゃくちゃ会いたい』存在である事は何より幸せ。
奈桜は乱暴に電話を切ると勢い良く後ろを向いた。
「えぇっ!?」
目がひと回り大きく開き、体が少しのけぞった。
「なん・・・で?」
「奈桜がいつも頑張ってるから、神様がワープさせてくれたみたい」
優しく微笑む梓がそこにいた。