パパはアイドル♪vol.2 ~奈桜クンの多忙なオシゴト~
「いいよ。言わなきゃいけない事だったんだし」
碧が元気のない声で言う。
「まっ、手間が省けて良かったよな?」
場を和ます為に能天気に奈桜が言ったが、泉、奏、心はただ引きつった笑いしかなかった。
やっぱり…、メンバー内での盗み聞きは後ろめたい行動だ。
「ほんっとに、ごめん!!」
泉がまた頭を下げ、奏、心が続いた。
「いいって。オレの方がもっと悪い事してる。スキャンダルだよ…。泉たちにどれだけ迷惑かけるか。ファンの子たちにも…。あぁ…オレ、どうしていいのか分かんねぇ。やっぱりZを守るべきだよな。でも…、花菜も…無理だ!!」
色々と考えれば考えるほど、確固とした答えが出る訳ない。
どちらも選びたいのだから。
「彼女と連絡取れないんだろ?オレたちに任せろ。絶対何とかしてやる」
そう言って泉が奏と心を見て頷く。
「了解。南 花菜ちゃん♪任しといて」
そう言うとニッと笑って心は楽屋を出た。
碧が元気のない声で言う。
「まっ、手間が省けて良かったよな?」
場を和ます為に能天気に奈桜が言ったが、泉、奏、心はただ引きつった笑いしかなかった。
やっぱり…、メンバー内での盗み聞きは後ろめたい行動だ。
「ほんっとに、ごめん!!」
泉がまた頭を下げ、奏、心が続いた。
「いいって。オレの方がもっと悪い事してる。スキャンダルだよ…。泉たちにどれだけ迷惑かけるか。ファンの子たちにも…。あぁ…オレ、どうしていいのか分かんねぇ。やっぱりZを守るべきだよな。でも…、花菜も…無理だ!!」
色々と考えれば考えるほど、確固とした答えが出る訳ない。
どちらも選びたいのだから。
「彼女と連絡取れないんだろ?オレたちに任せろ。絶対何とかしてやる」
そう言って泉が奏と心を見て頷く。
「了解。南 花菜ちゃん♪任しといて」
そう言うとニッと笑って心は楽屋を出た。