パパはアイドル♪vol.2 ~奈桜クンの多忙なオシゴト~
「だって…、あっ!言っちゃいけないんですか!?…あ……そうですよね。そういうのってありますよね?芸能界ですもんね。密かに結婚してる人ってやっぱりいたんだ…。あ、大丈夫です。私、絶対に言いません。これでも教師ですから。守秘義務。ですよね?私と…奈桜さんのヒミツですね」
勝手に言って、勝手に納得している。
しかも何か嬉しそうに見える。
「あ…いや、おっしゃってる意味が…」
「あ、ネクタイ、ちょっと曲がってますよ」
美優希がテーブルの向こうから奈桜のネクタイを直そうと身を乗り出して来る。
「えっ?」
奈桜がネクタイを確認しようとした瞬間、美優希の手が伸びた。
「じっとしてて下さい」
第二ボタンまで開けた胸元からチラッと見たくないものが覗く。
普段から色目を使って来るグラビアアイドルや女優たちに散々、白々しく見せつけられている豊満な『谷間』という女の武器。
奈桜にとっては日常茶飯事で、今やドキッとする事さえない。
しかし、美優希にとっては人生で最大限に自分の武器を使えた瞬間だった。
勝手に言って、勝手に納得している。
しかも何か嬉しそうに見える。
「あ…いや、おっしゃってる意味が…」
「あ、ネクタイ、ちょっと曲がってますよ」
美優希がテーブルの向こうから奈桜のネクタイを直そうと身を乗り出して来る。
「えっ?」
奈桜がネクタイを確認しようとした瞬間、美優希の手が伸びた。
「じっとしてて下さい」
第二ボタンまで開けた胸元からチラッと見たくないものが覗く。
普段から色目を使って来るグラビアアイドルや女優たちに散々、白々しく見せつけられている豊満な『谷間』という女の武器。
奈桜にとっては日常茶飯事で、今やドキッとする事さえない。
しかし、美優希にとっては人生で最大限に自分の武器を使えた瞬間だった。