アタシの物語*
「朱音?
さっきどうしたの?」
佑香と勇也が心配してくれた。
「なんか超むかついたっつーか!
むかつきすぎて涙がでるってこと!!」
強がった…
「すごいライオンみたいな目してたぞww」
「かわいい顔が台無しだよーっ」
「ちょっと勇也!お前オヤジかよっww」
みんなありがとう…
でもこの絆も
いつまで続くのかな?
卒業したら離れちゃうんだよ?
「あぁあいつらまだかよ!」
私達はもう30分以上、森上公園で待っている。
ふと思った。
この絆がなくなったら?
このグループがなくなったら?
このグループに私がいれなくなったら?
私はどう生きればいいのですか?