ショッキングピンク×リボルバー
土曜深夜
テレビでは、
ランキング番組が流れてて
台所では、カチャカチャと音
彼と青山さんが、
グラスを用意してくれてる
私はクッションを抱えながら
テーブルを拭いてる、アズさんの横
「 ――― よかった……
… ふっ 二人で
青山さんのトコ、
行っちゃうかと思った… 」
「 行かないよー
ユカちゃんのお母さんに
夜は一緒にいてくださいって言われて
約束したから 」
「 う、 うん 」
「 ――… でもね 」
アズさんのささやく声が
耳の横に、突然来た
「 ?! 」