ショッキングピンク×リボルバー







「 …セッ セーターどこ?!


ちょっ… こっち必死なのに!!
そんなゲラゲラ笑わないでよ!! 」





――… 笑いが止まらないらしい

お腹抱えて、床転がってるし…






『 … やっぱり、変  お前 』





「 …ヘンとかって… 」



そんな優しい顔で言われても…






彼は立ち上がって

ベット横のクローゼットから
…私が渡した時のまんまの袋を
ガサリとこっちに持って来た






私はそれを受け取り
彼が私の前にすわる








――― クリスマスのコンサートの後


ドームの駐車場
車の中

急いで出て来てくれた彼に
これを渡した…


私の方も電車の時間とかで、
十五分位しか、話せなかったけど…







…… 袋から、出してみた











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