ショッキングピンク×リボルバー
彼は立ち上がって
三つある全部のテレビが、
一度真っ暗になる
そして
下のラックに入ってたゲーム機のボタンを
連続で入れて歩いて行った
『 …俺はこれでやるから 』
そう言って彼は
真ん中のテレビの前にいた
私の横に座って、銀色の板を 床に置いた
「 ノート? …PCでも出来るの? 」
『 …そう
――― 青山さん、アズ 』
「 はい! 」
「 ん? 」
『 …一緒にやらない? 』
… ちょっと『 え。』 と思った
だって、このゲームって…
アズさんは、黙ってる
けど、青山さんが「 了解 」とか言って
先に立ち上がった