ショッキングピンク×リボルバー
ちょっと笑い過ぎて、ノドが渇いて
コントローラーを置いてから
テーブルの上のジュースを飲む
「 結構早く、レベルあがるんだね!
もうレベル3だよ? 」
『 …15位まではね
それから少し、上がりづらくなる 』
「 むうう… 」
その時、魔法使いのキャラに
ピロロロン♪って、音
「 ん? 」
『 …対話 』
キーボードを、カチャカチャと打つ
『 …ごめん
ちょっとキャラ変えるから抜ける
一度、街に戻ろう
回復、俺だけだから
アズ、青山さんとユカの事よろしく 』
「 はい! 」
アズさんは青山さんのトコに動いて
なんか、コントローラーをいじってる
私のトコにも来て、同じようにして
位置に戻った
「 アズさん どうするの? 」
「 えっとね、『追尾』にしたの
私が動くと
皆のキャラも、一緒に付いてくるよ 」
「 へええ!! 便利だね〜! 」
言う通り、アズさんが走り出すと
私のキャラも、青山さんのキャラも
勝手に追い掛けて行って
無事、お城の中へと到着した