ショッキングピンク×リボルバー
突然、アズさんが
座っている青山さんの首に、すがりつく
ホントに、ギュっと
青山さんは、
煙草を取ろうとした手を止めて
…そんなアズさんの頬に、キスをした
「 …なにか、思い出したのか 」
アズさんはそれに
ハッキリした答は言わなくて
なんか、駄々こねみたいに
ずっと抱き着いてる
アズさんが、ヘンな事でも言ったのか
スゲエ青山さんは吹き出して
眉を困った感じであげて
大笑いしながら、アズさんの頭を撫でた
彼も部屋から出て来る
横に座った
『 …仕事の電話だった ごめん 』
「 うっ ううん!!
――― あ… あのさ 」
『 …何 』
「 …あれで失恋する可能性とかって…
ありえるの…? 」
青山さんとアズさんを
見ながら 言う
『 …アズが 言った? 』
「 うん… 」
『 …それは わからない 』
「 ―― えええっ?! 」