ショッキングピンク×リボルバー
「 …アズさん 」
『 …はい 』
泣いちゃうかもしれない
…そう思ったけど
私は思い切って、あの事を、
バラしてみる事にした
「 私ね?!
… 最初アズさんの事、
大っキライだったんだよ 」
… ノドの奥が、ゴクリと鳴る
ちょっとまた、ヘンな汗出て来た…
「 うん 知ってたよー 」
「 ……えええっ?! な、なんで?!
―― ちょっ…!!
あんた! アズさんに言った?! 」
彼は慌てる私を見て
ノドをあげながら笑って
首を横に、ブンブンふる
アズさんも、ホニャッとした顔して
なんでもない事のように、笑ってる
「 …ショ… ショックじゃないの?! 」
「 なれてるからさー
それに、最初会った時
すごいコワイ顔で、ユカちゃん
にらんでたじゃないかー 」
「 ――……… 睨んでた…? 」
「 うんうん 」
『 …判り易すぎだもん お前 』
「 ……… 」
… ど、どうフォローしよう…