優しく降る恋
きみに恋した。
別に、何をどうしようとも思ったことはないし。頑張った所でどうなるわけでもないと思う。
...なんて、単なる意気地無しの言い訳にすぎないんだろうけど。
全てにおけることに消極的過ぎる私が考えるのは、いつもそんなことばかりで。
心の中では何度も伝えた想いを、もう一度彼を盗み見ながら強く思った。
ただ、
そっと窓の外の雨空を
目を逸らさずに見つめる
君のことが好きなのです。
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