優しく降る恋



...凄く単純だけど、やっぱり好きだと思っちゃうから。












「.......あ、あああの」









クラスに二人っきり。

もう、これ以上のチャンスはないかもしれないと、もともとない勇気を必死で振り絞った私の身体は彼に向いていた。





(あれだね、足が...っ)



震えて、今にもこけそうだ。

情けなさ過ぎる。






< 5 / 10 >

この作品をシェア

pagetop