はつめろ!
はつとも!
小さいころ
公園で遊んでいるときに、ある男の子に出会った。
金色のきれいな髪の毛に、緑色っぽい瞳。
外国人なのかな…?
見たことないや…。
「こんにちは!わたしはかおりっていうの。いっしょにあそぼ」
そう声をかけてみた。
男の子は、最初は真顔で見ていたけれど、話しかけたら人懐っこい笑みをうかべた。
「ありがとう。ぼくは、いおり。よろしくね」
浅永伊織。
それが彼の本名。
わたしの『初恋』の人。
「いおりくんって日本人じゃないの!?」
「日本人だけど、クォーターなんだ。」
「くぉーたー?」
「そ。クォーター。」
母は日本人。
父はイギリス人と日本人のハーフらしい。
父は今、出張で家を留守にしているらしい。
その後、
伊織くんは毎日のように公園にきていた。
わたしも同様、公園に毎日のように行った。
小学校が終わったあと、
ご飯を食べたあと、
何度も何度も行った。
いつだっただろう…。
彼が突然、公園にこなくなったのだ。
わたしは毎日のように公園に行った。
暗くなるまで待って、7時ごろに家に帰った。
そのたびに泣いた。
いつの間にか、その習慣もなくなった。
でも、彼のことは1日に1回は思い出していた。
もう、会えないのに…。
公園で遊んでいるときに、ある男の子に出会った。
金色のきれいな髪の毛に、緑色っぽい瞳。
外国人なのかな…?
見たことないや…。
「こんにちは!わたしはかおりっていうの。いっしょにあそぼ」
そう声をかけてみた。
男の子は、最初は真顔で見ていたけれど、話しかけたら人懐っこい笑みをうかべた。
「ありがとう。ぼくは、いおり。よろしくね」
浅永伊織。
それが彼の本名。
わたしの『初恋』の人。
「いおりくんって日本人じゃないの!?」
「日本人だけど、クォーターなんだ。」
「くぉーたー?」
「そ。クォーター。」
母は日本人。
父はイギリス人と日本人のハーフらしい。
父は今、出張で家を留守にしているらしい。
その後、
伊織くんは毎日のように公園にきていた。
わたしも同様、公園に毎日のように行った。
小学校が終わったあと、
ご飯を食べたあと、
何度も何度も行った。
いつだっただろう…。
彼が突然、公園にこなくなったのだ。
わたしは毎日のように公園に行った。
暗くなるまで待って、7時ごろに家に帰った。
そのたびに泣いた。
いつの間にか、その習慣もなくなった。
でも、彼のことは1日に1回は思い出していた。
もう、会えないのに…。