あたしの自慢の旦那様
漣都side
俺は本日1回目の会議が終わり、
次の打ち合わせに向かう途中だった。
秘書であり昔からの切ってはきれない縁で結ばれている犬猿の仲の大崎隆太【 オオザキリュウタ】と話しをしながら歩いていると、瑠璃の姉の瑠菜さんから電話が入った。
俺に電話が、かかってくることはめったになく珍しい。だから俺はすぐに電話に出た。
『もしもし漣都君!?今瑠璃が倒れたから□○▲総合病院に連れてくからそこまできてくれる!?』
瑠璃が倒れた!?嘘だろ!?とりあえず冷静に
『瑠璃は大丈夫なんですか!?』
『一応意識はあるから…』
『わかりました。すぐ向かいます。』
「隆太、瑠璃が倒れた。すぐ□○▲総合病院に行かないと行けない。頼む。次の打ち合わせは俺抜きで出来ないか!?」
俺は必死で頼んだ。
「次の打ち合わせは確かお前が出なくても大丈夫だ。早く瑠璃ちゃんの所にいってあげな。」
「ありがとう。この借りは必ず返す。」
「あぁ。」
そして俺は急いでタクシーを拾い□○▲総合病院に向かった。