盆栽からの手紙
確かに彼女は、とある卓球の試合で私に勝った。

もしかしたら、彼女が卓球に関して何かしら才能があるのかも知れない。

しかし、その勝利は決して違うと思っている。

そう、何と、その勝負の際、私の部下を賄賂か何かで上手く丸め込んだのか、全ての応援がそちらへ向かった。

こちらとしては、全くのアウェー状態。

それは、まあ私が負けるというものだ。

と、今日は、そんなことを話したいのではない。
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