抱きしめて 【短篇】
本当の別れ
しばらくキスして、私は隆の腕の下で、隆の匂いを感じていた。

安心して眠くなる自分に、寝てはいけないと言い聞かせる。

隆は私の頭を撫でるように触りながら、呟いた。
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