*俺様教師×天然生徒*


先生に会いたくなっちゃった…。


私だって先生に会いたいとか思うんだよ?


すれ違い…。


「おまえら〜…不良娘。」

「原田じゃんっ!」

「先生だって。」

「美嘉、先生だなんて思ってないもーん♪」


体育科の原田先生。


先生じゃなくてちょっとガッカリ…。


「なんでこんなとこにいるの〜?」

「お前みたいな、最近夜遊びする生徒が増えてんだって。だからパトロール…らしい。」

「…原田一人なの?」

私がそう言うとニヤッと笑った原田。


「俺一人じゃ駄目なわけ〜?」

「えっ…」


そっか!原田は知ってるんだった…。


「そういや有ちゃんに一個だけ。あいつ拗ねてるから〜♪」

「はっ……はい!!」


あいつって先生のことだよね?


拗ねてるんだ…あの先生が!!


「あっ…私そろそろ帰りまーす…」

「「ばいばーい!」」


桃ちゃんだけは不思議そうだったけど…


原田と美嘉ちゃんは全部わかってる。そんな顔してた。



「もしもし先生?」

『ん…』

「やっと出た〜…」

『俺もう怒ってねぇよ〜。お前だってたまには友達と遊びてぇだろうし?』

「……あ…あの〜…」

『…んだよ……』

「話し方ってゆうか、発音が…」

『2時間で標準語マスターとか、やっぱ俺才能あんだよな〜♪』


かっ…かっこいいよ先生…。


関西弁の先生もかっこいいけど…


標準語の先生もヤバい〜…。


『まあ。お前の前では元のままでおらせてな?』


なんか…キュン…。


ほんとに…


先生だいすき!!!!!!!







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