最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
高鳴る気持ち
「……ん…。」
誰かが私の額に触れた感触がして、私は目を覚ました。
「起きたか…。」
「風…雅…?」
「ああ。」
「みんなは?」
周りを見渡すと誰もいなく、私と風雅二人だけだった。
「あいつらは…騒がしかったから、光樹とかが気をきかせて今は下にいる。」
「そっか…。」
まぁ、だいたいうるさかった奴らは想像つくな…。
「まだ、ダルいだろ?寝てろ。」