最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
背中
「学校だぁ〜。」
私は朝起きて乾かしていた制服に着替え、カツラとカラコンをつけた。
「優衣、学校行くよ〜。」
「今、行く〜。」
彼方に返事をし、私は下におりた。
「優衣さん、行ってらっしゃい!!」
「無理しないでくださいね!!」
「学校、頑張ってください!!」
私に気づくと、下っ端達が声をかけてきた。
みんな、風邪引いてたこと知ってたんだ。
一人一人が私のことを心配してくれたり、声をかけてくれたりして、私は幸せ者だな…。