最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
ガチャッ
「おはよ…「優衣〜!!おはよ〜!!」ぐぇっ!」
く、苦しい!!
「ちょっ…離し「今日も可愛いぞ!!……ゴホッ!!」」
私の言葉を遮ったうえに、まだ抱きついていることに怒りを覚え、私は紘兄の腹を殴った。
「苦しいんだよ!!ったく…毎日毎日、暑苦しい!!分かったか!?あ゙ぁ!?」
「(こ、怖い…。)はい…。」
「紘斗…お前バカだな。」
はぁ…とため息を漏らしたとき、優兄の呆れた声がした。
「おはよう、優兄。」
「はよ。」
たくっ、双子なのになぜ、こうも違うか…。
そう、呆れていると、