最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
「あ!風雅達からはもうOK出たから!」
………あいつらは何故こんな時期に行こうとしたのか、疑問に思わなかったのか?
バカの集まりか……私の仲間は…。
呆れていると、
「優衣は?行くよね?」
彼方がキラキラとした目で聞いてきた。
海………。
ずっと行ってなかったし、行こうかな…。女達もいないだろうし。
どうせ眺めるだけだしね…。
「行く。」
「本当!?じゃあ、みんなに伝えてくる!」
彼方は私の言葉を聞くと、風雅達のところに向かった。
海…楽しみだな…。
私はこの時、まだ知らなかった…。これから起こる、残酷な出来事に…。