最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
「クククッ。楽しかった。アハハハハハ!!!!!!」
男はそう言い残し、どこかへ去って行った。
その男に刺されたのは風雅……………
「優衣!優衣!大丈夫か!?」
ではなく、
「ふ…っが…よか…った…ぶ…じ…だ…った。」
私…………。
私はあの時、動けなくなった足が急に動きだし、いつの間にか風雅の目の前に立っていた。
そして、私は風雅を庇って刺された。
私は風雅を見つめていたその時、
「風雅、優衣〜!!早くしないと置いてかえ…る……って…優衣!?おい!みんな!!優衣が!!」
空の声が聞こえた。
空の声でみんなは私達を見るなり、血相を変えて走ってきた。