最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
「…んで私の話、最後まで聞いてくれないの?
なんで私のこと、信じてくれないの?
…兄だったら……怜兄だったら、私のこと分かってくれた!
私の話、聞いてくれようとした!
私の言うこと、一番信じてくれた!なのに、みんなは「優衣!!」
突然、優兄に言葉を遮られて、言われた。
「俺達と怜兄を比べるな…。今回、仕出かしたことはお前のせいだからな。」
ドクンッ
『お前のせいで怜斗は死んだんだよ!!』
『そうだ!!お前のせいだ!!』
オマエノセイダ
「〜っ!!はっ…あぁ…また…わ…たし…の…せい………。
ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
「「「「優衣!?」」」」
優兄たちがかけよってくるのが分かる。
「な…ん…で…また…わた…しの…せ…い…?れ…いにい…との…や…くそく…まも…った…だけだっ…た…のに……。」
プツンッ
そこで私の意識は途絶えてしまった。