菫色娘。
「ぉめー何泣いてたんだよ。」
なんでって・・・ズビッ決まってるじゃあないですの!
「何でって、グスッ!兄様がズビッ!ハロプロの良さをわかってくれたのがエグッ嬉しくてずびっ!これは嬉し泪ですわよ!」
「フッ-お前、泣き虫まだ治ってなかったのかよ。昔から泣き虫だったよな。」
「おっ大人になったら泪腺も緩くなりますのよ!」
「大人になったらって、まだおめぇ22だろが。オレと同じ25になってから言えって。ま、22も大人なんだがな!」
兄様・・・。
「へっ-大人になって、お前も変わったなと思ってたがよ、やっぱお前は昔のままだな。」
ポンポン
兄様はそうニカッと笑いながら私の頭に手を置き優しく撫でる。何年ぶりかしらね?兄様が私の頭を撫でるのって。
「ねぇ兄様、昔のこと覚えてるかしら?」
「昔?」
「昔、わたしがいじめられて泣かされたら、いつも走って助けに来てくれましたわよね。プリシッラを泣かしてんじゃあねぇ!このアホが!って言って。それでそのあと一緒に手をつないで帰ったの、兄様覚えてませんわよね?」
「あ?あぁ~。そんなこともあったっけな。でもよ!それお前だけにやったんじゃあねぇんだぞ?ちゆりやエンリカの時にもやったかんな!」
「クスッ-知ってますわよそんなの。だって兄様は世界の誰より私達姉妹のことを大事に思ってくれますものね!」
「あぁ。お前は、お前らはオレの世界一大事な妹だ。ずっとな。」
クスッ-GRAZIE.Mio fratello maggiore!
「ありがとう。兄様!」
「へっ-あぁ!」
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