秘密


ぎゅっと目を瞑って、それから愛斗の名前を心で呟いて、私は制服へと着替えた。

「愛斗、支度終わったよ。学校いこ?」

「あ、優香髪の毛はねてる」

「え、うそ。私ちゃんと見たのに」

「ほら、ここんとこ。……はい、なおったよ」

ありがと、とお礼をして私達は玄関をあけた。
今日はよく晴れていた。


< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

世界-セカイ-
唯葵/著

総文字数/994

恋愛(その他)5ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop