春 ~風が吹いたら~
『…明日行くのか?』
『午前中だけでいいから、来てほしい。って言われて…』
『分かった。俺が送ってく!』
隣に座る潤悟。
『早く終わらせて、ここに帰って来なきゃだねぇ。』
『あぁ!近くで待ってるよ。』
-- 12月25日。---
あたしは結局。
潤悟の部屋のソファーで眠ってしまっていた。
朝起きると、潤悟が隣の部屋から持ってきてかけてくれた。と、思われる布団がかかっていた。
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